DMM英会話を始めて3年が経ちました。開始当初は英語をまったく話せなかった私が、挫折と戦いつつ、わからないなりに色々と試行錯誤しながら、初心者の時期になんの教材を使ってきたかを振り返ってみようと思います。
DMM英会話って教材がめちゃくちゃ豊富なのはいいのですが、それが逆に何を選べばいいのかという悩みにもなったり…。一学習者の情報として興味があれば読んでみてください。
ちなみに私が初心者期におすすめだと思う教材は
- 会話
- 写真描写
の2つですが、いちばん大事なのは
- 教材なんてなんでもいい
- とにかく続けろ!
です。(結局、根性論っていう。笑)
ビジター期 (〜250分)
ビジター期の10レッスンの内訳は下記でした。
- 会話:4回
- テーマ別会話:2回
- 写真描写:4回
今思えば最初の10回はすべて『会話』教材で良かったようにも思います。この時期に私のように全く英語を話せないド初心者が目標とするのは
- とりあえず挫折しないで続ける
- 最初の挨拶の仕方を覚える
- 自己紹介をできるようにする
で、教材なんて何でもいいのですが、会話教材のようになるべく負荷の少ない教材をお勧めします。なぜならば、最初の挨拶と自己紹介のハードルが高すぎるから!
挨拶と自己紹介って先生によって聞き方が違いますし、やっとの思いで自己紹介した後にさらに先生が何かしら質問してくるわけで。ここをクリアするだけで汗だくグッタリですよ(笑)。
失敗したり上手くできなくて恥ずかしかったり、今振り返れば最初はそんなの当たり前だと思うのですが、その期間はやっぱり苦しいし挫折したくなるのもわかります。私もこの時期が一番辛かった。
というわけで、教材は簡単なものでたくさん褒めてもらって、挫折しないように自己肯定感を上げるのがいいんじゃないかと思っています。ちなみにこの時期の講師は底抜けに明るくて褒め上手なフィリピンの女性講師をお勧めします。話せない日本人が何を言おうとしてるのか、フィリピンの先生の察する能力は本当にすごいので!
ブロンズ期 (〜750分)
ブロンズ期の20レッスンの内訳は下記でした。
- 会話:6回
- 写真描写:8回
- 発音:2回
- テーマ別会話:4回
英会話に少し慣れてきて、会話教材のリピートばかりでは物足りなくなってきていたので、私は写真描写を結構やっていました。(ビジター期も4回やっているので合計で12回)。とはいえ、この時期も
- 挫折しないで続ける
- 最初の挨拶と自己紹介に慣れる
が何よりも最優先ですし、これに加えて
- 英会話を習慣化する
のが大事な時期なので、わざわざ難しい教材を選ぶ必要はないと思います。大半の人はこれくらいの時期で挫折してしまうみたいなので、予約したレッスンにちゃんと出席するだけで褒めていいと思いますよ。
写真描写は、受験勉強等ですでに文法の基礎が頭に入っている人がこの時期に取り組むのにいい教材だと思っています。スピーキングする時って
- 話したいことをイメージする
- (日本語の文章が浮かぶ)
- それを表す英語の構文を決める
- 必要な単語を頭の中から探しながら、構文に当てはめていく
みたいなプロセスがあると私は思っているのですが、英語のワーキングメモリーがまだ足りない初心者がこれをやるのはとても難しい。
写真描写なら話したいイメージはすでに写真がありますし、写真の下に単語も揃っています。したがって、文章を組み立てるプロセスに絞って集中的に練習できます。写真描写は、There is/are 〜構文や関係代名詞、分詞などとも相性がいいので、この辺りを復習しつつ、使えるようにしていく練習にちょうどいい。最初から全てをこなすスピーキングは難しいので、こういう風に部分練習できる教材っていいと思うんですよね。
あと多分、自分の考えとかそういう抽象的なことを話すより、写真の中に見える具体的なものをそのまま話す方が簡単です。私の頭の中の考えを先生が見ることはできないけど、写真は互いに共有できて、赤い物が見えたらとりあえずRedって言っとけば、先生も何を話したいかわかってくれるんですから。
シルバー期 (〜3000分)
シルバー期にやっていた教材は下記でした。
- 会話(主に中級):26回
- 写真描写:4回
- テーマ別会話:20回
- デイリーニュース:35回
- 発音:5回
シルバー期までくると英会話にも慣れて習慣化もできてきて、初心者を少しずつ脱する人もいると思うので、初心者期というか微妙ですが、一応入れておこうと思います。
この時期、私は会話教材は中級を、さらにデイリーニュースも使い始め、教材の負荷を上げました。また、たくさん話したい日はテーマ別会話を入れていました。発音も数回やりましたが、発音はレッスンでやるよりも、YouTube等を見ながらフォニックスでもやったほうが効果があると思います。
シルバー期は1日1レッスンで3ヶ月もかかる長丁場ですが、ここを乗り越えてゴールドを迎えると、オンライン英会話の環境にもすっかり馴染み、先生の言うこともわかってきます。自分の言いたいことも表現できるようになってきて、英会話するのが格段に楽しくなってきますよ!(なお、この頃、ペラペラまでの道のりが果てしなく長いことも実感…)。
初心者期の教材選びについては以上です。少しでも参考になれば幸いです。