所詮、お前は井の中の蛙だ

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【オンライン英会話】DMM英会話AIを使ってみた

DMM英会話AIが使えるようになったので、さっそく使ってみました。今日はその使ってみた感触を共有したいと思います。

 

画像出典/DMM英会話AI

 

前回試したCambly AIはこちら。

 

DMM英会話AIでは、日常会話から、空港や病院など、シーン別に複数のロールプレイが用意されていて、用途に合わせて色んなシチュエーションの会話の練習ができます。Camblyでは回答はスピーキングのみでしたが、DMM英会話はスピーキングとライティングどちらでも可能。回答のフィードバックもしてくれます。2023年8月現在、このサービスは無料で使えますが、DMM英会話の会員登録が必要です。また、有料会員も無料会員も、DMM英会話AIのページからウェイティングリストのへ登録が必要で、登録から使えるまでに数日かかります。

私は本日使えるようになったので、さっそく入国審査のロールプレイをやってみました。

入国審査のロールプレイ

入国審査のパスポート確認の会話です。簡単な質問で始まったのでシンプルな返事をしてみました。自分の回答に対しては毎回フィードバックを返してくれます。Well done!と褒められると嬉しいです。

やり取りを数回続けると自動的に終了し、AIとのロールプレイの評価画面が出てきます。Camblyは長く会話できたので、だんだんテーマとは違う方向に話が進んでAIがウンチクを披露してきたりしましたが、この長さだとテーマから脱線することはなさそう。

評価画面

同じロールプレイでも会話の内容は毎回変わるようです。入国審査をもう1度やってみたら今度は少しAIの会話文が長くなりました。flown inってどういう意味だろう?と一瞬止まりましたが、吹き出しの右下にいつもの翻訳マークを発見。クリックすると日本語訳が出せました。1回目と同じく入国の目的を聞かれたので同じようにシンプルに答えていたら、今回は私の回答が短すぎるとフィードバックが返ってきました。会話文の長さは1~2行なのに、フィードバックの文章は10行以上あってめちゃくちゃ長い。残念ながらフィードバックには翻訳機能がないですが、単語にカーソルを合わせると意味は表示されます。ただ、これだけ長いとそれなりにリーディングスキルも必要かも。

 

使ってみた感想としては、会話そのものよりも回答を添削してフィードバックしてくれる機能にAIをうまく活用している印象です。オンライン英会話のレッスンでは講師もこんなに細かく訂正しませんが(この細かさでいちいち訂正していたら会話にならないし、会話自体もつまらないでしょう)、AIは容赦なく訂正してきます。文法が正しくて意味は伝わっていても、より自然な言い回しを教えてきます。ただ、フィードバックの文章がめちゃくちゃ長いので、真面目にやっていると読むのに疲れてきますね。会話するつもりではなく勉強として割り切って読めばいいのかもしれません。

あと音声認識について、私の発音だとCambly AIの方が読み取ってくれる率が高いです。DMM英会話 AIは丁寧に発音しないと間違ったワードになったり冠詞が抜け落ちたりします。(何の違いなんだろう?)

システム自体の安定度は今のところDMM英会話 AIの方が上ですね。Camblyは使っているうちにフリーズしたりいきなり日本語を話したりしてまだバグがありそうだったのですが、DMM英会話 AIはそういうことはなかったです。またDMM英会話 AIは日本語の翻訳を表示できるのも利点です。さすが日本の会社が作っているサービスですね。そういう意味では英会話の初心者さんにはDMM英会話 AIの方が向いているかもしれません。もともと教材の数が豊富なDMM英会話だけあって、用意されているシチュエーションの数も多いので、私もしばらく遊んでみようと思います。

細かいことを気にせずに話題を色々変えながら会話できるのはCambly AI、自分の間違いを修正しながら勉強できるのはDMM英会話 AIという感じですね。どちらも無料なので気楽に試していただくと良いと思います。

 

AI相手に話そうにもそもそも英語が全然出てこないよーという方は、まずはこの本で勉強するといいと思います。